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さて、この「A型ボツリヌス菌毒素製剤」には、アメリカ製のBOTOX、スイス製のDYSPORT、
中国製のBTXAなどの種類がありますが、現在ではBOTOXが主流であるそうです。
これは国内で唯一認可されているという事が示す通り、安全性、信頼性が高く、また効果が
見込めるという点にあるからです。
それでは、この製剤の効能、注意点などをいくつかご紹介します。
先ほど書いたように、美容整形分野ではシワ取りや多汗症、輪郭の形成などあらゆる箇所に
製剤が使用されますが、美容整形術法はというとほんの数分程度で終わってしまう簡単なものです。
整えたい部分や直したい部分に数箇所、局部麻酔に溶かした製剤を最も細い針で注入していきます。
腫れは数日でひいていき、効果は個人差にもよりますが半年から一年くらい持続し、繰り返し注入しなければ
吸収されて元の状態に戻っていくそうです。
注意点は、製剤の注入は少量であるなら繰り返し行っても
大丈夫なのですが、箇所によっては打てる回数が決められていますので、効果が出ない場合は
医師と相談の上、様子を見る、他の手法を選択肢に加えるといった対処が必要になります。
その他には、製剤注入後、すぐに横になったりマッサージをしたりすると、製剤が拡散してしてしまい
型が崩れてしまう恐れがありますので少なくとも美容整形4〜5時間は横になったりマッサージをしたりという
行為は厳禁です。
では、肝心の副作用ですね。
これは誰もが気になる点だと思いますので
少し詳しく書いておきます。
この製剤はいわゆる筋肉を弛緩させるものですので、一時的に
顔面麻痺のような症状が起きる場合があります。
目尻などのシワ取りに使用した場合、
目の充血、目を閉じにくくなる、なみだ目、目の乾燥といった症状も報告されています。
注入する部位によって様々な副作用があるようですが、他にも頭痛や吐き気、発熱や血圧の低下、
脱力感や倦怠感など、製剤注入によってもたらされる症状はかなり多いようです。
重要な事は
初めに書いた通り、国内では眼科治療などの目的として認可されているというだけで、美容整形全般の治療に対しては
整形外科医の判断で行っているという点です。
これを認識しておく必要は大いにあると思います。
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